個人的オススメのT-RackSモジュール5選

講師の鈴木(@dawlessonです。

昨夜、急に思い立ってYouTubeでライブ配信を行ったのですが、お付き合い頂いた皆様、ありがとうございました。

その配信でテーマになっていたIK MultimediaのT-RackSモジュールについて、数ある中から個人的なオススメ…というか、使用頻度の高い製品を5つ紹介しようと思います。

グループバイが開催中で、1つ買えばかなりのプラグインが貰える状態…ということですのでモジュール選びの参考になれば嬉しいなぁ、と。

5位 Bus Compressor

お馴染み、SSL 系バスコンプをモデリングしたコンプレッサー・モジュール。

VCAコンプの代表モデルとして、本コンプをモデリングした製品は多いですが、IKのBus Compressorの魅力は大きく2つあります。

1つ目は、自然さを保ったまま「まとまり」を与えてくれるサウンド・キャラクター。そして2つ目が実機や、実機に忠実なモデリング・プラグインにはないサイドチェインのハイパス・フィルターの存在です。ハイパスを入れることで、低域でコンプが働いてしまうことがないのでポンピングを防げますし、単純に作れる音の幅が広がります。

また「GRIT」ボタンをONにすれば倍音が加わり、キャラクターを微妙に変化させることもできます。

【主な用途】

・ステムやバス、マスター・トラック

各社のバスコンプを比較してみました!(動画あり)

4位 Vintage Compressor VC-670

T-RackSにアナログ・モデリングが追加され頃からあるモデルだったと思います。真空管コンプレッサー、Fairchild 670をモデリングしたプラグインですね! はじめて使ったときは、本当に完動したプラグインです。

真空管コンプは、滑らかなコンプレッションをしてくれるのが特長ですが、VC-670は音をまとめたり色気を付ける用途で使っています。

TIME CONSTANT(リリース)が選択式だったりとパラメーターは少ないので、音作りも比較的簡単ですが、私の場合はほぼ2つのプリセットをゲインだけ調節して使っています。その2つが、「1dB 670 Magic」と「Piano Comp」です。

【主な用途】

・ドラムバスやピアノ

3位 EQ 73

Neve 1073をモデリングしたプラグインで、このモデルが出た辺りから“プリアンプ“部分のモデリングが積極的に取り入れられるようになり、モデリングのクオリティーも一気に上がったような気がします。

通すだけで一段階重心が落ち、同時にハリのあるサウンドになってくれるので、変化を味わいやすいプラグインでもあると思います。同じNeve系でも81とはまたキャラクターが違い、個人的には大人しめの81より、荒々しい73が好みです。

プリアンプ・セクションも良いのですが、それ以上にEQが好みです。特に高域をブーストしたときのジュワーっ(言葉で表現しにくいのですが…)と広がっていくようなサウンドは個人的に好き。例えば同じIKのアナログ系EQだと、APIあたりと聴き比べてみると、そのキャラクターの違いが分かりやすいと思います。

また、ローカット・フィルターを使ったときの、コンパクトなナローレンジの音もEQ 73の魅力ではないかと思っています。

【主な用途】

・歪んだギターやスネア

2位 Stealth Limiter

発売当初、IKの印象が変わった! と随所で言われたリミッター・プラグイン。ご多分に漏れず、私も同じことを思いました(苦笑)。

当時は、確かOzoneやFG-Xあたりが流行っていたと記憶していますが、Stealth Limiterは使い方も簡単で、ぐんぐんレベルが上がる。というのが1番の特長です。

インターサンプルピークが抑えられたり、リミッター・モードでサウンド・キャラクターを微調整することもできます。入力と同じ音量でモニターできる機能も便利です。

Modeに関しては、Harmonicsあたりを選ぶと積極的に音が作れるのですが、色付けの部分は他のプラグインに任せ、本機はTightやBalancedでレベル調整に徹するのが良いかなぁ… と思っています。

【主な用途】

・最終的なレベル上げ

1位 Master EQ 432

SontecのマスタリングEQ MES-432をモデリングしたEQプラグイン。

ハイ/ローのシェルビング、ロー・パラメトリック、ミッド・パラメトリック、そしてハイ・パラメトリックと構成自体はシンプルですが、とにかく音が良い!

いわゆるアナログ・モデリング系によく見られる「バコッと音を変える」ようなことはなく、あくまで自然に、さも当たり前のように質感を整えることができます。EQに限った話ではありませんがこの当たり前に…というのが、1番難しいんですよね。。レンジ(EQのかかり具合)も3段階で切り替えることができます。

このEQは、とにかくブースト方向で使うのが気持ち良いプラグインです。

【主な用途】

・マスターEQ

 

ということで、今回は数あるT-RackSモジュールの中から、オススメの5モデルをピックアップして紹介しました。細かい使い方などは、今後プラグイン紹介の記事&動画で補足していく予定です。


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