Plugin Alliance / Brainworx bx_digital v3 の使い方とレビュー
講師の鈴木(@dawlesson)です。
Plugin Allianceのプラグイン紹介シリーズ第8弾は、BrainworxのMS対応EQプラグイン「bx_digital v3」をご紹介します! iZotope、Brainworx、Native Instrumentsというプラグイン界のトップブランドが新たに設立したグループ会社、Soundwideのイントロ・バンドルで破格で購入できたりと、ユーザーも多いと思います。
実際は非常にシンプルなのですが、ぱっと見複雑そうに見えてしまう…そんなプラグインの使い方を見ていきましょう!
マスタリング・チェインの必須EQ
改めて思えば、私が初めて手に入れたBrainworxのプラグインがコレ(v1の頃ですが…)でした。
今では当たり前に使われるようになったMS処理をいち早く取り入れ、LRステレオでは不可能だった処理ができる!というまさに魔法のようなプラグインだったのですが、同時に圧倒的にわかりやすい操作感で、現在まで欠かせないEQプラグインの一つになっています(私の場合、マスター・トラックの先頭にインサートすることが多いです)。
bx_digital v3の魅力は、なんといっても分かりやすさと音作りのしやすさだと思います。パラメーターを操作すると、その帯域や要素を自動的にソロ再生する「Auto-Solo」の存在で、欲しい/不要な帯域が手に取るようにわかる…という抜群のワークフロー。今ではPro-Q3やKIRCHHOFF-EQ、iZotopeのEQなどでもお馴染みの機能ですが、やっぱり手放せません。
またPultec的な挙動を得られるBass ShiftやPresens Shift、特定の周波数以下をモノラル化することでスマートなローエンドを作れるMono Makerなど実践的な機能盛りだくさんなので、ぜひ改めてチェックしてみてください!
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