Pulsar / Mu レビューと基本の使い方

講師の鈴木(@dawlessonです。

ここ最近、有名メーカー以外でも驚きのクオリティーを秘めたプラグインが次々と登場してきていますよね。しかもお安い…。今回紹介するPulsarのMuもそんなプラグインの1つです。

インターフェイスを見れば分かる通り、ManleyのSTEREO VARIABLE MU LIMITER COMPRESSOR(以下、バリミュー)を再現したコンプレッサー・プラグイン。生徒さんから教えて貰って試してみたら、ちょっと驚きのクオリティーでした。。

Manley Variable Mu Limiter Compressor

アメリカのアウトボード・メーカー「Manley」を代表するバリミュー。マスタリング・スタジオではかなりメジャーな存在で、場合によっては個人で所有されている方もいらっしゃるかと思います。

バリミューといえば、個人的にはハイファイなんだけどモッチリとした質感と、めちゃくちゃナチュラルでコンプ感を感じさせないのに、なぜかイイ感じにまとめ上げてくれる…。そんな印象です。

サウンドをまとめるという意味ではSSLのバスコンプも有名ですが、あちらがVCAでシュパっと掛かるのに対し、真空管コンプのバリミューは「何事も無かったかのようにまとめてくれる」というのが大きな違いです。まぁ…用途が違うので比べるのもアレですが(苦笑)。

そんなバリミューですが、やはり実機は高価。オプション無しの通常モデルで、現在(2019年9月末)の価格で468,000円(税別)。個人で導入するには、かなり気合いが必要です(笑)。

Pulsar Mu

これまで、プラグインとしては

Universal Audio / Manley Stereo Variable Mu Limiter Compressor

IK Multimedia / T-RackS Dyna-Mu Compressor/Limiter

Native Instruments / VARI COMP

あたりが有名でしょうか。個人的には、これらよりも、Muの方が一枚上手だな…という印象です。

単純に音が良いということもそうですし、ネイティブ環境で使えてCPU負荷も低い。さらにはレイテンシーも低め(リアルタイム入力時に使っても、まぁ実用的なレベル)で使えるという嬉しい仕様です。

サイドチェインで、イメージする音が作りやすい!

また個人的にMuの1番のポイントは、画面下部の「サイドチェイン・セクション」ではないかと思います。

特に信号を事前検出することによって、アタックの具合を調整できる「LOOK」というパラメーターはめちゃくちゃ便利!左回し(AHEAD)方向に設定すると、ピークをしっかり抑え込むことができますし、逆にBEHIND側にすれば、トランジェントが透過していくのでアタックを強調することができます。

これにより、コンプの設定だけでは難しい微妙なサウンド変化を簡単にコントロールすることができます。バリミューはどはサウンド変化の少ない、職人気質なコンプですが、あえてバキバキにアタックを強調させてアグレッシブな音を作る… なんてことも可能です。

圧縮の状態が視覚的に把握できる!

また画面上部のメーター・セクションは、アナログVUの“クラシック“と“モダン“の2段階で切り替え可能。

モダン・モードでは、リダクション量を時間変化としてグラフ表示することができるので、どのような挙動でコンプレッサーが動作しているのかを視覚的に見ることができます。

画面上のパラメーターの数値よりも、この表示とサウンド変化を確認しながら弄る方が、断然音作りが早いのではないかと思います。

その他のパラメーターや挙動については、動画内で紹介していますので、そちらをご参照ください。

 


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