u-he / Repro(Repro-1/Repro-5)

講師の鈴木(@dawlessonです。

今回は、本blog初となるシンセ(確か)、u-heのReproを紹介してみようと思います。u-he(ユーヒー)は日本の代理店が付く大分以前から知っていて、DIVAだったりSATINも“音良いよ〜“という話は聞いていたのですが、使う機会に恵まれず。

そんな中で昨年Reproが発売されたときに手に入れてみたら、前評判どおりめちゃくちゃ音が良くて、以降アナログ系のサウンドが欲しいときのファースト・チョイスになっている…という感じです。

ディリゲント(国内代理店)の紹介ページ

今回も動画とともにご覧くださいませ!

Prophet-5 / Pro-Oneを再現!

このReproには、モノフォニック版の「Repro-1」と8音ポリの「Repro-5」の2つのコンフィグレーションが収録されています。

ちょっとシンセに詳しい人であれば、UIを見ただけでピーンとくると思いますが、それぞれSequential SercuitsのPro OneとProphet-5を再現したシンセです。

特に有名なのはProphet-5で、実機は1978年に発売。世界で初めて音色を保存(要するにプリセットですね)できるポリフォニック・シンセとして大ヒットを記録。未だにビンテージ・アナログのポリシンセといったらProhetの名前をイメージする人が多いのではないかなぁ、と。


写真はwikipediaより

 

コンポーネント・モデリングを行っているということで、単に出音の再現だけでなく、各回路の振る舞いレベルで実機が再現されています。このモデリング手法は今や定番で、ArturiaだったりRolandでも使われていますし、シンセだけに留まらずアンプ・シミュレーターのカテゴリーでもよく目にしますね。

このReproですが、元々モノフォニックのRepro-1だけが先行して販売されており、そこに昨年末にRepro-5が追加されて現在の「Repro」というパッケージになったようです。ちなみに、ライセンスは2製品とも共通です。

とにかく音が良い!

今は本当に膨大な数のシンセ音源が発売されていますが、その中でもReproが一際輝いているのが「サウンドの良さ」。1音出したら分かる太さ、気持ち良さがあり、鳴っている感じが本当にハードウェアのシンセを弾いている感じに近いんです。

この感覚は、シンセ音源としては初めて感じたなぁと。ちょうど、以前にもblogで紹介したSpectrasonicsのKeyscapeを弾いたときの感覚に似ています。鍵盤を弾くと、スッと音が出るというか、ストレスなく真っ直ぐ音が出てきてくれる感じ、とにかくイイ感じ(笑)。

いわゆるデジタル的なカリカリ感もなく、極めて滑らか。最近のソフトシンセすげぇ…となること間違い無しです。

サウンド的には、さすがのProphetサウンド…ではあるのですが、誤解を恐れずに言えば、個人的には“実機に忠実か“は割とどうでもよくて、”使えるか”という部分が肝心だと思っているのですが、その点で見てもバッチリです。

アナログ・シンセ的な音が欲しいとき、パッと音作りしたいときに、大活躍中です。

 


余談ですが、先日より「ソフトウェア音源のデータベース」も試験運用(随時更新中!)をスタートしていますので、ぜひご覧頂ければと。。

ソフトウェア音源を探す

 

Tweaksで改造もできちゃう

インターフェイスは、基本的に非常にシンプルでシンセのパラメーター画面とプリセット選択画面が中心。そこに付いている「TWEAKS」ボタンもReproの特徴です。

このボタンをONにすることで、シンセの基盤がむき出しになり、普段は隠されている内部パラメーターにアクセスできる…というギーグな機能。フィルター・タイプを変えたり、ボイスの優先設定やマイクロ・チューニングを弄ったり…といった設定が行えます。

プリセットも秀逸

最近の音源は、本当にどれもプリセットが良く出来ていますよね。。下手に自分で作るより、早くてカッコ良いという…。Reproのプリセットも良く出来ていて、ぶっ飛び系のものは少なく、どれも実戦的なので、どれを選んでも「こんな感じで使えるな…」とイメージが沸きやすいと思います。

また、便利だと思ったのがタグ機能。フェイバリット機能の1つで、音色に自分でタグを付けて絞り混み検索できる…というものなのですが、色分けして複数タグを設定できます。このあたりの操作性は、mac OSとまったく同じです。

さらにキーワード検索は、ヒストリー保存をしてくれるので、前に検索したワードのパッチと聴き比べたい…ということが簡単に行えるようになっています。便利!

CPU負荷は高い!

唯一の弱点は、CPU負荷が高めなことでしょうか…。この音質なので納得ではあるのですが、バンバン使っていくと負荷がえらいことになると思います(苦笑)。

負荷が気になる方は、Vienna Ensemble Pro上で運用するのがオススメです!

また、動画では触れ忘れてしまったのですが、Repro-1の上部メニューにある「zzz…」ボタンをONにすると、無発音時にCPU負荷を下げることができるようです。

ライバル製品との違い

同じProphet再現シンセだと、古くはNative Instrumentsのpro-52(現在はディスコン)、ArturiaのProphet-Vあたりが有名でしょうか。

アナログっぽさという意味で言えば、やはりReproが一番オススメかなぁ〜とは思いますが、そこは何を求めるかかなぁと。逆に言えばReproは何をやってもマッチョな感じになってしまうので、薄ら入れたい場合や、シャープさが欲しい場合にはProphet Vのサウンドの方がマッチすると思います。

何が言いたいかというと、同じProphetでも出音は違うので使い分けましょう! と。。身も蓋もないですが、何においてもこれがベストというものは、難しいですからね…。

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