Cakewalk / SONAR 2017.09 アップデートの新機能

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講師の鈴木です。

前回に引き続き、Cakewalk / SONARの2017.09アップデートの内容を紹介します。

今回は動画も作ってみました。合わせてご覧くださいませ。

目次

「トラックを複製」ボタン

「新規トラックを作る」ボタンの隣に、1クリックでトラックを複製できる「トラックを複製」ボタンが追加されました。

その名の通りの機能なので、解説も何もありませんが。。。

曲作り…特にアレンジ作業で便利な機能だと思います。というより、特にオーディオ編集しているときに、同じプラグイン設定のトラックを作りたいケースでは、かなり便利。私自身、作業中はかなりの割合でこの機能を使っています。

例えばダブルのギターを録りたい場合。1テイク目が録り終わって2テイク目は、トラックを複製してしまえば、1テイク目と同じプラグイン・エフェクトと設定で、すぐに録音をスタート出来ます。

また、ボーカルでサビだけ大きいので、そのままでは均一にコンプがかかってくれないような場合、ボリューム・オートメーションを書いてもいいのですが、面倒なので(笑)、レベルが大きい(もしくは小さい)部分はトラックを分けて処理することが多いのですが、そういったときにも便利。

こういった単純な機能ほど、集中して作業しているときにストレスになったりしませんか?? 地味に便利な新機能だと思いました。

30th Anniversary Drum Replacer Kicks

今月もCakewalk 30周年企画モノ。今回は30種類のキック・サンプルです。

ファイル自体はsfz(サウンドフォント)フォーマットになっているので、Session Drummer 3やRapture Pro他、sfzに対応したプレイヤーであれば、何でも読み込めます。

ファイルは「Cakewalk Contents」-「Drum Replacer」-「Drums」-「Kick」フォルダに入っています。

また、Drum Replacerからは直接ファイルを選択することもできるようになっています(というか、上のパスにファイルを入れるとリストに出てきます)。

エレクトリック系のキックですが、ハデさはない分ジャンルを問わずに使いやすいと思います。ハデな音色は、色々な音源やサンプル集で簡単に手に入りますから、ちょっと地味な位の方が被らなくていいなぁ、なんて…。

Surface Dialへの対応

microsoftのSurface Dialにも対応したようです。実物を持ってないので試せていないのですが、こんなのあるんですねー。

GriffinのPower MateというUSBコントローラーがありましたが、あんな感じでしょうか…。ちなみに、こんなのです

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Surface Dialは、トランスポートやズームがコントロールできるみたいです。個人的にコレ系は大好きなので、「DAWに便利なデバイス!」みたいな企画もちょっとやってみたいですね。

バグフィックス、その他

今月もバグフィックスが行われています。

これを書いていて気付きましたが、「先月、今月とアップデート地味だなぁ…」と正直思っていたのですが、冷静に考えたら毎月バグフィックスを公開しているソフトって他にないですからね…。。

といいつつ、来月は大きな新機能を期待したいと思います。

 

Duplicate (Clone) Track

  • All references to Clone Track have now been changed to Duplicate Track
  • Duplicated simple instrument tracks will now create a new instance of the synth
  • Duplicating Split Instrument Tracks is now possible! When you have the MIDI track and Audio track of a split pair both selected, clicking the Duplicate button will now create a new pair connected to a new synth instance. Duplicating a single MIDI or Audio track will continue to route to the same connected synth
  • Duplicated tracks with plug-ins set to use tempo sync now works as expected
  • Duplicating instrument tracks previously caused issues in projects with folders
  • Duplicated tracks with lanes did not indicate lanes until expanded
  • Duplicated tracks previously did not match the original tracks height
  • ProChannel enable Post FX Rack button is now copied when duplicating a track
  • Track gain is now copied when duplicating a track
  • Duplicating a track within a folder could create a new track outside of the folder
  • Duplicated tracks now respect the “Follow Track Pan setting
  • Duplicated Track now remember if the inline Piano Roll is selected
  • Duplicated tracks previously did not set the Read Automation button state correctly

Start Screen

  • Clicking the Discover tab banner previously opened the Start Screen in a browser
  • Text for “Demo Projects” in the Start Screen is no longer cut off in some languages

Touch

  • Using touch to navigate, it was possible to move the timeline before measure 1
  • Tap to set NowTime in the Track view now works properly with Touch

Miscellaneous

  • Track Control Manager previously listed Sends as AUX
  • The Open File dialog did not display some Cakewalk file types when set to “All Cakewalk” Projects, Templates, and Bundles will now all display with this selected
  • VST2 plug-ins without GUIs can now be scanned and loaded in SONAR
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