XLN Audio / XO 1.1の新機能

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講師の鈴木(@dawlessonです。

今回はXLN Audioのビートメイク・プラグイン XOの最新アップデート「1.1」で追加された新機能を紹介します。

XOはドラム音源であると同時に、画期的な音ネタ管理機能を備えたツールで、私自身発売されてすぐに購入してから重宝していたのですが、今回のバージョン・アップではさらに便利に使えるようになりました。

XOの基本については、以前のblogと動画をご覧ください!

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目次

プレイリスト機能と、100種の新プリセット

新たに100種類のプリセットが追加されました。XOのプリセットは音色とビートがセットになっており、さらに「Same」で音色やパターンのバリエーションをプレビューできたり…と、よくあるリズムマシンのプリセットとはひと味違った実用性の高いもの。従来バージョンからのプリセットを合わせ、合計200種類以上のプリセットが使用可能になります。

また、プリセットを管理することのできる「プレイリスト」機能が搭載されました。プレイリストを使うことで、プリセットをフォルダ化することができるので、フェイバリット機能と組み合わせることでプリセット管理が効率化します。

ちなみに、1.1で追加されたプリセットは「New in XO1.1」というプレイリストにまとめられています。

対応フォーマットの拡張とディスクモニター

XOでは標準ライブラリに加え、サンプリングCD等の外部サンプルを取り込んで、一括管理することができますが、読み込みできるフォーマットが拡充されています。

従来の.wavと.aiffに加え、.flac、.mp3、.ogg、.wmaに対応。とはいえ、通常扱うサンプルのほとんどはwavファイルだとは思いますが…。

また、追加したサンプルの保存場所をモニターし、場所が変わった際には1クリックで再スキャンできる「オンライン・ディスク・モニター」という仕組みも取り入れられたようです。

ステムのエクスポートに対応

今回の新機能の目玉はコレでしょうか。wav書き出しする際に、ビート全体ではなくスロットごとの「ステム」形式で書き出せるようになりました。パーツごとに別ファイルとしてエクスポートできるので、例えばAbleton Liveなどを使っている方は特に相性が良いかなと思います(クリップビューに、ドラッグ&ドロップでダイレクトに取り込めます)。

また各スロットのサンプルは、SPACE画面でブラウジングしているときや、ビートを打ち込んでいる画面から直接書き出すこともできるので、XOで音ネタを管理する場合の利便性は向上すると思います。

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