TASCAM / AV-P250Sをレビュー

講師の鈴木(@dawlessonです。

今回はTASCAMのAV-P250Sというシーケンス機能付きのパワー・ディストリビューターを紹介してみようと思います。

皆さんは機材の電源周り、どのように管理されていますか? 一般的な電源タップからパワー・ディストリビューター、安定化電源、ダウントランス… ピンからキリまでお金を掛けようとすると、どこまででも掛けられてしまう「沼」の一つですよね。

有名どころだとFURMANやTASCAM、CLASSIC PROあたりが定番でしょうか。私自身もTASCAMの「AV-P250」というモデルを使ってきたのですが、今回シーケンス機能のついた「AV-P250S」にグレードアップ(?)してみたので、経緯を踏まえつつ紹介してみたいと思います。

製品概要とスペック→ https://tascam.jp/jp/product/av-p_series/top

パワー・ディストリビューターとは?

簡単に言ってしまえば電源タップです 笑。ただ、音響機器を使うことを想定しておりノイズフィルターなどが搭載されていて、電源に乗っている不要なノイズをカット。綺麗な電源を機材に供給することで、音響的にも優れた状態を作りましょう! というもの。

同時に、複数のコンセントを一括でON/OFFできるので、機材が多くなりがちな音響機器の電源管理を一元化できます。特に機材類は背面に主電源スイッチがあることも多いので、1スイッチで全部の機材がONになるのは大きなメリットです。

パワー・ディストリビューターとなると1Uラック・サイズの製品が主流ですが、FURMANなどから電源タップ・タイプのモデルも発売されています。SS-6Bは私も使っていますが、コスパも良いので最初の1歩にもバッチリだと思います。

色々な付加機能がある

そんなパワー・ディストリビューターですが、モデルによっては付加機能を持っていることがあります。

例えば手元を照らせるLEDライトがあったり、昇圧機能や安定した100Vを出力してくれる(日本の電圧は諸外国と比べて安定していると言われますが、様々な要因で変動します)安定化電源や、バッテリーを搭載して停電時にも電源供給できるUPS(無停電源装置)…など、様々。

そんな中で、今回は「シーケンス機能」が付いた電源モジュールを導入しました。

電源を入れる順番を自動化できる!

シーケンス機能というのは、電源を入れる順番にディレイを掛けてつないだ機器に順番に電源を入れていけるというもの。

音響機器は、電源を入れる順番を守らないとノイズが出たり、最悪の場合は機材にダメージが入ってしまうこともあります。特にスピーカーは、電源を入れる/切る順番を考えないと「ボン」というノイズが出てしまいますから、精神衛生上もあまり良くありませんよね…。

AV-P250Sは背面に10口のコンセントがあるのですが、TIMING 1:3口、TIMING 2:3口、TIMING 3:4口と3グループに分かれており、電源投入時には1→2→3の順に。OFF時には3→2→1の順番で電源が切れるようになっています。

電源の状態はフロントパネルの「TIMING DELAY」というLEDで確認することができます。家の場合は、HAや立ち上がりに時間が掛かる機材をAに。スピーカーをCにつないで使っています。

その他の機能

このシーケンス機能以外は、通常のAV-P250と同じ仕様です。フロントパネルには、スイッチに非連動で常に電源供給が可能な3系統のコンセントがあり、一時的につなぐ機材や携帯の充電などに便利!

また背面には2Pコンセントを使う場合に極性を合わせるのに便利な極性チェッカーという便利な機能も搭載されています。

それ以外は至ってシンプルです。

シーケンス機能が付いた電源モジュールは意外と少なく、今回導入した「AV-P250S」以外だとFURMANの「M-8S」やCLASSIC PROだと「PDM/LSII」といったモデルがあり、いずれも通常モデルに比べると少し割高になってしまうのが弱点。。

その中からAV-P250Sを選んだのは、フロントに3口あり、スイッチ位置を含めたデザイン的な好みが理由です。FURMANだとシーケンスのディレイタイムも調整できるので迷いました。

まとめ

今回は同じAV-Pシリーズ通しの入れ替えだったので、サウンド面での変化はありませんでしたが、シーケンスの利便性は大満足です。

一般的な電源タップを使われていて、何かしらノイズに悩まされている方や音質向上を狙って。または電源ON/OFFを効率的に管理したいという方は、ぜひ電源ディストリビューターの導入を検討してみてください!

 


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