ADAM Audio / T5Vをレビュー!

講師の鈴木(@dawlessonです。

今回はADAM Audioのモニター・スピーカー「T5V」をレビューしてみます。ADAM Audioのラインナップの中で、エントリー・モデルに位置づけられるモデルということですが、その実力は…。早速チェックしてみましょう。

なおT5V(ペア)を抽選で1名様にプレゼント!! 詳細は本記事の最後で紹介します。

今回はT5Vのインプレッションに加えて、モニタースピーカーを選ぶ際に知っておきたい「スペックの読み方」や「セッティングの基本」などより良いモニター環境を作るためのポイントも紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください!

モニター・スピーカーの重要性

個人的には、音楽制作を行う上でもっとも重要だと思っているのが「モニター環境」です。

住宅環境の兼ね合いや予算など、どうしても後回しになってしまいがちではあると思いますが、曲作りにおいてスピーカーは「目」にあたる部分。まずは信頼できるモニター環境がないと、自信をもって音作りをするのは難しいはずです。

例えばエフェクトを掛けるときにも、“どれだけ音が変化したか”が聞き分けられないと、ディスプレイ上の数値だけ見てもよく分からない…ということになってしまいます。もっと上達したら…という声もよく聴きますが、小さな差を聞き分けられないのはスキルではなくモニター環境が原因になっている、というケースも多いように感じます。

逆に言えば、しっかりとしたモニター環境があれば上達も早くなります!

ADAM Audio / Tシリーズとは

ADAM Audioはドイツ・ベルリンに本拠を持つスタジオ・モニターの専門ブランド。1999年の設立後、瞬く間にプロフェッショナルの信頼を得て世界中の商業/プライベート・スタジオに導入されています。

ラインナップとしては、大きく分けて3つ。エントリー・モデルの「Tシリーズ」、スタンダードな「AXシリーズ」、そしてハイエンドの「Sシリーズ」に分かれています。その他、サブウーファーやヘッドホンもリリースされています。

ADAM Audio / STUDIO PRO SP-5レビュー

T5Vの基本スペック

今回紹介するT5Vは、Tシリーズの5インチ・モデル。価格はペアで4万円前後と、定番モデルとして評価の高い同サイズの「A5X」と比べて半額以下と、かなり手が出しやすいと思います。基本的な仕様は下記の通りです。

【ウーファー】
タイプ : PWM
出力(RMS) : 50W

【ツイーター】
タイプ : PWM
出力(RMS) : 20W

【全般】
入力 : XLR、RCA
入力インピーダンス : 10kOhm / 20kOhm
周波数特性 : 45Hz~25kHz
最大消費電力 : 132W
重量 : 5.7kg
寸法(HxWxD) : 298 x 179 x 297mm
保証 : 2年間(製品登録で延長保証あり)
付属品 : パワーコード、クイックスタートガイド

なお、ゲインは-60dB〜+18dBの範囲で調整可能で、HFとLFそれぞれ-2/0/+2の3段階でトーン・コントロールができるようになっています。

サウンド・インプレッション

肝心のサウンドですが、凄くバランスが良いです! 低域から高域までムラや変な色づけがなく、定位もハッキリと分かり奥行き表現も十分感じられます。筐体の見た目通り、シンプルなんだけどどこかお上品な感じ…というイメージでしょうか。少なくともペア4万円のスピーカーという印象はありません。

この価格帯でも“ADAM Audioらしさ”はしっかりと受け継がれている印象です。具体的に言えば、キレの良い高域。リボンツイーターによる繊細な表現と、定位感の良さは健在で、曲作り時にテンションが上がる「楽しい音」とミックスやマスタリング作業時に求められる「繊細な表現力」が絶妙なバランスで調和されています。

次に低域。実はここが一番びっくりした部分です。ADAMのAXシリーズ以降は、全体的にカチッとしたキレの良いサウンドというイメージなのですが、T5Vの低域は柔らかくてまろやか。とは言ってもキックやベースのアタックはしっかり聞き分けることができますし、暴れることなく分離感も申し分ないので、S1Xを聞き慣れている身としては少し不思議な感覚になりました(笑)。

というのも、S1Xでもう少し低域の量感が欲しいときに、サブウーファー(ADAM Audio / Sub7)を入れていたのですが、T5Vの出方だとサブがなくてもいいな…と。。S1XでセットしたセッティングのままT5Vにサブを入れると、ちょっとクドく感じた程です。

Tシリーズはツイーターが違うからか、高域が少し大人しめなので、その分重心が下がって聞こえる影響もあると思いますが、AXやSXとも違ったサウンド・キャラクターに仕上がっているのではないかと思います。

サウンド自体に癖がないので、どんなジャンルでもバランス良く使えると思います。スピーカーを聴くときに、歪んだギター、ストリングス、EDM系のキックとサブベースがどう聞こえるかで判断することが多いのですが、ギターを弾いてもEDMを聴いてもソースの“聴きたい部分”をしっかり表現してくれました。

リスニング・スポットに距離が取れない場所でも使いやすい!

スピーカー同士の距離や角度、リスニング・スポットなど色々な条件を変えて聞いて見てましたが、そこでわかったのが、セッティングの楽さと自宅環境での使い勝手の良さ。

まずスイート・スポットが広めで、そこまでシビアにセッティングしなくても安定したサウンドを聴くことが出来ます。自宅環境だと、どうしても“理想”の設置場所を追求できないことも多いので、これは助かります!

手の届く位置にスピーカーがある…というデスクトップ環境でも使いやすい

また小音量でも十分バランスは保ってくれるのも使いやすいポイント。個人的には、小音量でHFを「+2」にセットしたときの鳴り方がとても好みでした。バスレフ・ポートがスピーカー背面にありますが、壁との距離もそこまでシビアにならなくても大丈夫な気がします。

まとめ

用途も価格も音量も違うのでアレですが、使い慣れているS1Xと比べると、どうしても解像度と奥行きは一段譲るものの、Tシリーズのポテンシャルは確実にお値段以上だと思います。

これまでスピーカーを持っていなかった人、エントリー・モデルのスピーカーを使っていて、不満を感じ始めた そんな方にぜひチェックして頂きたい1台です。

Twitterのフォロー&リツイートで、T5Vを1名様にプレゼント!

冒頭でも触れた通り、T5V(ペア)を1名様にプレゼントいたします!

  • 応募条件:DAW LESSONのTwitterアカウント「@dawlesson」をフォロー & 該当の投稿をリツイートしてください。
  • 応募期間:2020年8月20日(木)まで
  • 当選発表:厳正なる抽選の上、Twitterのダイレクトメッセージ機能にてご連絡させて頂きます。当選ご連絡後、5日以内にご連絡いただけない場合は、当選を無効とさせていただく場合がございます。

【注意事項】

ご応募にあたっては、以下の事項についてご承諾ください。

・ツイート内容に、氏名、住所、電話番号などの個人情報を含まないようご注意ください。

・日本国内にお住まいの方(賞品の発送先が日本国内の方)のみ対象とさせて頂きます。

・応募期間終了前にTwitterのアカウントを削除されたり、フォローを解除された場合は抽選対象外となります。

・当選のご連絡によりいただきました、お名前・ご住所・メールアドレスなどの個人情報は、当選賞品発送目的のみに使用し、その他の目的に利用は致しません。

 


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