Logic Pro X 10.0.5が公開
AppleからLogic Pro Xの最新アップデート、10.0.5が公開されています。
■主な新機能
● Drum Kit Designerに、新しい3人のドラマーと11のパッチが追加
● Channel EQプラグイン/Linear Phase EQプラグインが大幅に改善。UIが一新され、Smart Control領域からのアクセスも可能に
● External I/Oプラグインを使用したチャンネル・ストリップで、ソロが正しく動作しなかった不具合を解消
● Final Cut Pro X互換のXMLファイルに、ボリューム・オートメーションとパン・オートメーションが取り込まれるように
● リージョン・ヘッダの新しいコントロールを使用し、同じファミリーのループを選択して変更できるように
● オーディオ・リージョンのゲインの値が、リージョンの波形サイズに反映されるように
● ピアノ・ロール・エディタで、リンク・モード・ボタンが使用可能に
● 安定性の向上
早速試してみましたが、新EQのグラフィックが今っぽくなりましたね!SmartControlでも
ドラマーの追加も実践的!
まだ完全にはテストできていませんが、ピアノロールのベロシティー表示も変わっていますね。
そして新EQでは挙動も微妙に変更になっているようです。Q値をマウスで操作するとき、これまではカーブの頂点部分にカーソルを当てれば操作できましたが、新EQではグラフィックの幅の部分にカーソルを当てる方式に変わっています…が、これが非常に操作しにくい…(汗)。その帯域を選択してからでないと変更できないので、複数のバンドが重なっていたりすると、かなりイライラします。。
Q値はcommand + option + ドラッグでマウスから操作できますので、こっちで操作した方が楽だとおもいます。
その他にもオーバーサンプリングができるようになったり、ちょこちょこ進化しています。
これは環境にもよると思いますが、アップデート後の初回起動時に追加分のコンテンツをダウンロードを促されますが、Logic Pro X発売開始時に起こっていたコンテンツのインストールが完了しない問題がまた発生…(2台のうち1台で発生)。その場合、Logicを強制終了して再起動したり、Macをセーフブート(Shiftキーを押しながら起動)など試してみてください。
何はともあれ、アップデートが頻繁に行われるのは安心ですね。
Logic 9時代が嘘のようです(苦笑)。