Logic Pro X 10.4.7の新機能・変更点
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講師の鈴木(@dawlesson)です。
本日10月8日、新しいMac OS。macOS Catalinaが公開されました。iTunesが廃止されたり、iPadアプリが使用できるようになったり、iPadがMacのセカンド・モニター(デュアルモニター)として使えるようになったり…と色々進化していますが、DAW / DTM界隈的には、すでに多くのメーカーが「アップデートは待つように」とのアナウンスを出している状態です。
OSをアップデートすると、周辺機器やソフトが正常に動かなくなる可能性も高いので、正式に対応アナウンスやアップデートが公開されるまでは控えた方が安心です。まぁ…これは今回に限った話ではありませんが(笑)。
話が逸れましたが、同日付でLogic Proも10.4.7が公開されていました。今回は安定性の向上やバグフィックス中心のアップデートで、動画等で紹介する予定はありませんので、ここでまとめておきます。
個人的に気になった部分は、太文字にしてみました。今回で10.4.7。そろそろ10.5にも期待したいですね!!
目次
Logic Pro 10.4.7の変更点
安定性と信頼性の向上
- 別のアプリケーションが同じドライバーをアクティブに使用しているときにオーディオドライバーを有効にすると、Logic Proが予期せず終了する問題を解決します。
- スペイン語で実行中にEXS24の[編集]ボタンをクリックすると、Logic Proが予期せず終了する問題を解決しました。
アクセシビリティ
- VoiceOverを使用して、既存のプラグインの前にプラグインを挿入できるようになりました。
- アイコンをトラックに割り当てると、VoiceOverがアイコンの名前を通知するようになりました。
- VoiceOverは、インスペクターで開示用三角形を適切にアナウンスします。
- VoiceOverを使用して、現在のビューの外にあるプラグインパラメーターまでスクロールできるようになりました。
- VoiceOverは、チャンネルストリップのハードウェアコントロールのトグル状態を通知するようになりました。
- VoiceOverを使用して複数のプラグインが連続して挿入されると、それらは期待される順序で一貫して挿入され、正しくアナウンスされるようになりました。
- VoiceOverは、キーコマンドによって適用された量子化をアナウンスします。
- VoiceOverを使用してチャンネルモードボタンを操作しても、フォーカスがチャンネルストリップから離れることはなくなりました。
- VoiceOverを使用して、出力、入力、グループ、およびチャンネルストリップの設定メニューのポップアップメニューをナビゲートできるようになりました。
- VoiceOverは、コントロールバーのボタンの状態を通知するようになりました。
- VoiceOverは、トラックヘッダーでアイテムを選択するときに不要な「ゼロ」を通知しなくなりました。
- VoiceOverを使用して値を調整するときに、送信値がランダムな量だけジャンプすることはなくなりました。
- VoiceOverを使用して、タグなしのループブラウザーにアクセスできるようになりました。
- VoiceOverを使用して、連続していないトラックをトラックスタックにドラッグできるようになりました。
- VoiceOverは、チャンネルストリップでゲインリダクションメーターを発表します。
- VoiceOverは、チャンネルストリップの入力モードボタンの状態を通知するようになりました。
ミキサー
- ステレオの幅とパンは、マウスのスクロールホイールを使用して調整できるようになりました。
- 新しく作成されたチャンネルストリップで[入力モード]ボタンをクリックして押したままにすると、入力モードメニューが常に表示されるようになりました。
- プロジェクト設定「プロジェクトの再生に必要なプラグインのみをロードする」が有効になっている場合、パッチの送信先のバスは期待どおりにアクティブになります。
フレックス・タイムとフレックス・ピッチ
- 分割された領域でフレックスピッチの調整に対して[すべてリセット]を実行した後、フレックスピッチノートが引き続き適切に表示されるようになりました。
- Flex Pitchでノートを分割しても、スプリットの右側のノートのFlex Pitch検出が消えなくなりました。
オートメーション
- Audio Units v.3プラグインからオートメーションを作成できるようになりました。
特定のサードパーティ製Audio Unitプラグインパラメーターを自動化できなかった問題を解決します。
プラグイン
- Impulse Response Utilityは、使用可能なIRファイルを作成するようになりました。
アーティキュレーション
- トラックインスペクターの設定がアーティキュレーション出力スイッチに予期せず影響することはなくなりました。
Drummer
- [送信]タブをクリックした後にDrum Machine Designerでパッドをクリックしても、[スマートコントロール]ページに予期しないグローバルコントロールが表示されなくなりました。
エクスポート・バウンス
- まだ保存されていないプロジェクトの所定の位置にトラックをバウンスすることが可能になりました。
共有
- SoundCloudと共有するためのダイアログで、ユーザー名とパスワードを正常に入力できるようになりました。
ビデオ
- ムービーの左の境界線が変更された後、SMPTEでロックされたオーディオリージョンはビデオに適切に同期されたままになります。
コントロール・サーフェス・MIDIコントローラー
- Logic Remoteは、Logic Proでソロになったチャンネルのソロ状態を確実に表示するようになりました。
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