Logic Pro 10.7.0の新機能をチェック! ~ 新GUI、空間オーディオミックス、ステップシーケンサーなど

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講師の鈴木(@dawlessonです。

今回は、新Macbook Proと同時に発表・公開されたLogic Proの最新バージョン「バージョン10.7.0」の新機能について、早速チェックしてみました!

目次

ユーザー・インターフェイスの改良

macOS Big Sur やMontereといった新しいOSのデザインに合わせて、ユーザー・インターフェイスが一新されています。

一新…とはいっても、基本的にはアイコンや色味の調整が中心で、劇的に操作感が変わるようなものはありませんのでご安心ください!ほんの少し画面の見た目が変わるだけで、なんか変わった新鮮な気持ちになれます 笑

Dolby Atmosに対応する空間オーディオ・ミキシング

AirpodsやiOSデバイスの対応など、色々なところで目にすることが多くなってきた空間オーディオやDolby Atmosといったキーワード。Logicが標準機能としていち早く取り入れました!

といっても、音楽制作においては、「なにそれ?」「なんのメリットがあるの?」とまだ探り探りな部分も多いと思いますし、私自身もこれまでまったく経験がありませんでした。

今回のアップデートで軽く触ってみましたが、活用例も含めてちょっとリサーチしてみようと思っています。使い方自体は簡単。空間オーディオ機能をON(ドルビーアトモス)に設定すると、自動的にパンの動作が変わり、マスタートラックに専用の「Dolby Atmos」プラグインがインサートされます。

それに伴い、Space Designerなど13のプラグインが7.1.4チャンネルをサポート(地味に凄い)。

ステップシーケンサーの強化

Logic Pro 10.6で追加されたステップ・シーケンサーがさらに強化!

新たに「ライブ録音」と「ステップ入力」が行えるようになりました。それぞれ機能としては非常にシンプルで、打ち込んでいるループにリアルタイムにMIDIデバイスの演奏をダビングしたり、ピアノロール同様にステップ入力ができるようになっています。

新しいサウンド・コンテンツ

新しいコンテンツとデモ曲が追加されています。

内容的には、BoysNoize、Mark Lettieri、Mark Ronson、Oak Felder、Soulection、Take A Daytrip、Tom Misch、TRAKGIRLといったクリエイターが制作する「8つのプロデューサー・パック」。そしてスラップハウス、モダンアンビエント、および808のドラムキット、ベースサンプル、ループのコレクションをフィーチャーした「サウンドパック」などということ。

合計で2800のループ、50のキット、120のパッチにも及ぶようです。ループブラウザも若干機能強化されていました。

トラックごとのMIDI入力ポートとチャンネルのサポート

他のDAWソフトでは当たり前にできていることではありましたが、MIDIの設定がない分、このあたりLogicは融通がきかないところがありました。

インストゥルメント・トラックに「MIDI入力ポート」と「MIDIチャンネル」の項目が追加されたことで、チャンネルごとに任意のMIDIデバイスで発音させるような使い方ができるようになります。

その他の機能

その他、Logicの表示機能を制限する「完全モード/簡易モード」や「低レイテンシー・モニタリング・モード」など一部の機能の名前が変更されていたり、プラグイン上でサイドチェインを使っていると、ミキサー分のアイコンに「←」がついて一眼でわかりやすくなる。といった変更点もあります。

その他、結構細かい変更点があります。動画を撮影した際には日本語のリリースノートしか見ていなかったのですが、英文を見たら結構な量が…。ということで、日本語に翻訳したものを置いておきます。

Logic Pro 10.7.0リリースノート

翻訳(Google)はこちら https://support-apple-com.translate.goog/en-lamr/HT203718?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=nui

原文(英文)はこちら https://support.apple.com/en-lamr/HT203718

 


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