【無料ソフト】Waves / COSMOSをレビュー! AI搭載サンプル管理ソフト
講師の鈴木(@dawlesson)です。
今回はWavesのサンプル管理ソフト「COSMOS」を紹介します。COSMOSはWavesのアカウントさえ持っていれば、完全フリー(無料)で使うことができます。
使い勝手もかなり良く、動作もサクサクなのでサンプル管理ソフトを探している方はぜひチェックしてみてください!
サンプルをAI管理
ドラムのワンショットからループまで、DTMで音楽制作をしていくとサンプル(音ネタ)を扱うケースは多いと思います。
LoopcloudやSpliceなど、サブスク系サービスではサンプルの管理ソフトを兼ねていたりもしますが、自前のサンプルも合わせて使おうと思うと、イマイチ痒いところに手が届かなかったり、逆に高機能すぎて使い勝手がよくなかったり…という悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
COSMOSは、取り込んだサンプルをWaves Neural Networksテクノロジーが自動検出。サンプルの楽器タイプやサウンドイメージ、キー、BPMといった要素でタグをつけ(これがAIと言われている部分)、そのタグで目的のサンプルを簡単に見つけることができる、というのが基本です。
COSMOSビュー
COSMOSには、サンプル管理の画面が3種類用意されています。波形ビュー、 リストビューといったシンプルなものに加えて、最大の特徴が「COSMOSビュー」です。
画面を見ればわかる通り、XLN AudioのXOを彷彿とさせるビューで、サンプルをクラスター化して視覚情報として表示することができます。XOと同様に、楽器タイプごとに表示するだけでなく、音の明るさやリバーブ感といったサウンド要素で表示できるのが特徴。また、このビューでもタグでの絞り込みができるというのもポイント。
XOはリズムマシン的な側面も大きいので単純に比較はできませんが、純粋にサンプル管理だけならCOSMOSの方が使い勝手は良いと思いました。
サンプルを持っていない人にもおすすめ!
また、COSMOS自体に2,500種類ほどサンプルが収録されているので、音ネタを持っていない人でもインストールする価値は十分あると思います。サンプル自体のクオリティーも十分レベルで、特にドラムのワンショットやFXなどはいくつ持っていても困らないので、ぜひダウンロードしてみてください!
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