SpitfireAudio / LABS レビュー

講師の鈴木(@dawlessonです。

今回はSpitfire Audioが無償配布している「LABS」を紹介します。

Spitfire Audioは、シネマティック/オーケストラ系ライブラリで、今最も旬なブランドの1つ。Chamber StringsやStudio Stringsなど、歌モノでも使いやすいストリングス・ライブラリも人気です。Spitfire Audioの製品は、クオリティーが高い分価格は少し高め。特にDTMを始めたばかりの方や、そこまで使用頻度が高くない楽器には躊躇してしまう値段だと思います。

そんな中、Spitfire クオリティーのライブラリを無料で使える! という素敵なサービスが「LABS」です。

LABSとは

まずはLABSの概要から見ていきましょう。

ちょっとわかりにくいのですが、「LABS」というインストゥルメント(プラグイン)上に、使用したいタイトルを読み込んで使います。Native InstrumentsのKONTAKTのようなものをイメージするとわかりやすいと思います。

インストールは、Spitfire製品のダウンロード/インストールを行うポータル・ソフト「SpitfireAudioApp」から行うことができます。アカウントを作成する必要はありますが、完全無料で使うことができます。

あとは、このSpitfireAudioAppから使いたいタイトルをダウンロードすればOK。任意のものだけ個別にインストールできます。

インストール後はDAWソフト上のインストゥルメント・トラックに「LABS」をインサート。その後、LABSの画面の中から使用したいタイトルや音色を選んで使用します。

音源自体は非常にシンプルで、パラメーターも必要最小限。変更できるパラメーターの数と種類はタイトルによって異なりますが、基本的には音色を選んでパッと使うタイプの音源です。

このあたりは、何かしらサンプル音源を使ったことのある人であれば、特に難しい部分はないと思います。

39種類のタイトルが無料公開中!

今回試してみて驚いたのが、公開されているタイトルの充実度。現在(2021年7月末)で39タイトル。しかも、今後も随時新タイトルが追加され続けていくということです。

タイトルの一覧や詳細、デモソング等はWEBページからチェックできるようになっているので、事前にチェックして気になるものを見つけておくのがオススメです! 私自身、”とりあえず全部”入れてしまったために、数が多すぎて何が何だかわからなくなりました、、、。

中上級者にこそ、使って欲しい!

どうしても色々な音源をすでに持っている人からすると「とは言っても、無料音源クオリティーでしょ?」となってしまうと思いますが、実際に使ってみて感じたのは、従来の無料音源とは少し性質が違うな…ということでした。

というのも、ライブラリのラインナップ自体がマニアックで、オーソドックスな音色よりも、少し特殊な用途や質感のサウンドのウエイトが大きいからです。例えば「SOFT PIANO」というタイトルは、普通のアコースティック・ピアノではなく、フェルトでミュートされたようなシネマティックな雰囲気だったり。かなり攻めた音色が満載。一般的な汎用音源ではまず聞くことのできないような音色ですし、逆にコレ系だけの音源を買うのはちょっと躊躇するよね…という絶妙なラインナップです。

逆に言えば、始めたばかりの方が「無料で色々な音源が手に入る!」と期待すると、なんだこれもっと普通の音はないの? となってしまうこともあると思いますので、その点はご注意ください!

今後、どのようなタイトルが増えていくのか楽しみです!

 


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