behringer / TD-3をレビュー

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講師の鈴木(@dawlessonです。

今回はハードウェアのシンセサイザー、Behringerの「TD-3」を紹介します! ご覧頂いて分かる通り、アシッド・サウンドでお馴染みのRoland / TB-303のクローン・モデル。16,000円程度で買えて、ちゃんとアナログ! と、ただただBehringerって凄いな…と再認識させられるシンセです。

リリース時から気になっていましたが、堀田先生が入手して持ってきてくれたので、動画を撮ってみました!

目次

ハードって面白い!

TB-303といえば、Rolandが1982年にリリースしたベース・シンセの名器。現在でも20万円近くの高値で取引されている人気モデルです。そんなTB-303を(見た目も含めて)忠実に再現したクローン・モデルがBehringerのTD-3です。

TB-303を再現したソフトウェア・シンセサイザーはありましたが、やはりハードウェアの醍醐味は、ツマミを直接グリグリして音を弄っていける操作感。TB自体、シンセサイザーとしての機能や作れる音のバリエーションは、そう多くありませんので、シンセに詳しくなくてもまったく問題なく遊べます!

シーケンサーをスタートさせ、フィルターやDistortionをグリグリすれば、それだけで気持ち良くなれます(笑)。

MIDI入出力とUSB-MIDIを搭載

また現代のモデルとして欠かせないMIDI入出力を備えているのも見逃せません! MIDI化はオリジナルTBでも定番の改造ですが、それが純正品として使えるのは大きいです。しかもUSB-MIDIまで付いているので、USBケーブルでそのままDAWと連携できます。

パソコンと接続すると何ができるか…というと、純正の「Synthtool」を使うことで、TD-3のシーケンサーのフレーズを専用エディタからカスタマイズすることができます。例えばTDでランダム生成したフレーズをパソコンの画面で編集して…なんて操作が行えます。

もちろん本体だけでもパターンの編集はできるのですが、DAWに慣れてしまうと、本体での音が「見えない」操作は面倒に感じてしまいますね…。

もちろんTDのシーケンサーが生成したフレーズをMIDIデータとしてDAWソフトに録音したり編集することもできます。こちらも紹介動画を撮影しているので、後日アップいたします!

厳密に言えば、ちょっと音が腰高かな? と感じないこともありませんが、そんなことを言うのは野暮というものでしょう。見た目的にも楽しめますし、ぜひチェックしてみてくださいね!


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