BOSS / KATANA-HEAD レビュー(動画あり)

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講師の鈴木(@dawlessonです。

今回はBOSSのKATANA-HEADを紹介します。以前から名前は知っていたのですが、「面白いアンプがあるよ!」と、知り合いのギタリストが持って来てくれ、音を聴くことができました。

動画もありますので、合わせてご覧下さいませ。

目次

5種類のサウンドを搭載

ここ数年で大きく進化したなぁ、と思うのがギター・アンプ…特に小型のプラクティス・アンプだったりします。

以前に紹介したMarshallのCODEのように、アナログ・モデリング技術を使ったものだけでなく、従来のソリッド・ステートのアンプも、一昔前とは比べ物にならない程良くなっていて、「真空管」にこだわらなければ、全然アリではないかと思うのです。

そんな中で、KATANA-HEADはというと、モデリングではなく5つ(CLEAN / CRUNCH / LEAD / BROWN / ACOUSTIC)のアンプ・キャラクターを搭載。チャンネルという考え方ではなく、サウンドを切り替えていくというタイプです。

実際のサウンドは動画で確認して頂きたいですが、特に印象に残ったのはクリーン。これまでのBOSS / ROLAND系のアンプのクリーンは、JC系のサウンドがほとんどだったように思うのですが、割とオーソドックスなクリーン・サウンドで使いやすいと思います。

BOSSのアンプに詳しい訳ではないのですが、全体的にこれまでのBOSS / ROLAND系アンプとは違った印象を受けました。

58種類のエフェクトを搭載

昨今のアンプでは、エフェクトを搭載すること自体は珍しくありませんが、58種類を搭載するというアンプは中々ないと思います。

ルーティングや同時使用可能数に制限はあるものの、好きなエフェクトを使え、かつPCエディターを使えば各パラメーターを細かく追い込むことができたりと、マルチ・エフェクター的に使うことができます。

レコーディングでも、ライブでも

当然、アンプなのでキャビネットにつないで音を出して使うのが基本ですが、キャビネット・シミュレーターを搭載したライン出力を使えば、レコーディング用途にも活用できます。

ライン出力時には、自動的にスピーカーがOFFになるので、いわゆるサイレント・レコーディングが可能です。

このKATANA-HEADは100Wのパワー・アンプを搭載していますが、POWER CONTROLという機能を使うことで、出力を0.5Wまで4段階(100W / 50W / 0.5W / Standby)でコントロール。小音量でもアンプをドライブさせることができます。

また、ヘッド自体にもスピーカーが搭載されているので、キャビネットを使わなくても、あたかもコンボアンプ的に使えるというのもユニークです。内蔵スピーカーを使う場合、出力は30Wになります。

まとめ

個人的には、名前はもう少しどうにかならなかったのか…と正直思いますが(苦笑)。

値段も手頃ですし、コンパクトで持ち運びもしやすいと思うので、レコーディングもライブでも使いたい! というギタリストには良いのではないでしょうか。

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