Roland / QUAD-CAPTURE レビュー
講師の鈴木です。
今回のレビューは、RolandのUSBオーディオ・インターフェイス、QUAD-CAPTUREを取り上げてみました。かなりの人気製品ですし、発売から時間も経つのでイマサラ感はありますが(苦笑)。
オーディオ・インターフェイスに何を求めるか、というのは人によって違うと思いますが、この価格でこのサウンドは多くの方が満足できるハズです。Rolandのオーディオ・インターフェイス自体、結構歴史が古かったりしますので、以前のモデルを使ったことのある方も多いと思いますが、個人的に「CAPTURE」シリーズになる前後のモデルで出音はまったく別だと思っています。
前モデルにあたるUA-25EXも良い製品ではありましたが、音についてはお値段相応…というイメージだったのですが、そのイメージでQUAD-CAPTUREの音を聞いたら「あれっ?」っと。一言で表すなら、レンジが広くてクリアなサウンド…といったところでしょうか。
ウリである「VSプリアンプ」も色づけの少ないナチュラル指向。Steinbergの「D-PRE」も似たような傾向なので、“色づけが欲しければプラグインで好きにやって!” というのがトレンドなのかもしれません。
ちなみに、上位機種にあたるOCTA-CAPTUREとは、微妙ではありますが音は違ったりします。とは言え、入出力数だけで決めても良いかな〜 程度でしょうか。何だかんだバス・パワーは便利です。
もっと安い製品もありますが、“しっかりした音”で聞かないと曲作りは上手くなりにくかったりしますし、やっぱりオーディオ・インターフェイス選びは重要です。
ループ・バック機能はレッスンに最適!(笑)ですし、これからオーディオ・インターフェイスを買いたいという人はぜひチェックしてみてくださいね!
もちろん、もっと高価なオーディオ・インターフェイスを持っている人も、サブ・システム用に持っておくと何かと便利だったりします。
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■Roland / QUAD-CAPTURE
http://www.roland.co.jp/products/jp/QUAD-CAPTURE/