【音楽制作のお悩み相談】第7回 モジュレーション系エフェクトって、どうやって使っているの?
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講師の鈴木(@dawlesson)です。
皆様よりお寄せ頂いた音楽制作に関するお悩みについて、解決策を提案していく本コーナー。今回は「モジュレーション系エフェクトってどんな場合に使うの?」というご質問お答えしてみようと思います。
今回も堀田先生と2人で雑談形式でお送りしていきます。なお、曲作りには決まりや正解があるわけではありませんので、あくまで”私は普段こうしてるよとか、”こんな風にしたらいいんじゃないか?” という一例として見てください!
目次
モジュレーション系エフェクト
今回のテーマである「モジュレーション系エフェクト」。
モジュレーションというのは、変調させて何かを揺らす…というタイプのエフェクトです。そして何を揺らすかによって、エフェクトの種類が変わってきます。
中でも一般的なのは、3つの要素です。
ディレイ・タイム(音程)を変化させる
ディレイ・タイムをズラし、ピッチが変化した音を原音に重ねることで揺らぎを作るのが「コーラス」や「フランジャー」です。
位相を変化させる
原音に位相をずらした音を重ねることで、シュワシュワしたサウンドを作り出すのが「フェイザー」です。
音量を変化させる
音量を変化させるのが「トレモロ」です。これだけ、原音に直接影響を与えるエフェクトです。
また、モジュレーション系のポイントは「周期的な動き」を与えるという点。この動きを作り出しているのが、シンセでもお馴染みのLFOです。
音作りに使う!
ご質問がふわっとしていることもあって、全体的にふわっとしたことしか言えなかったのですが、2人とも共通していたのはミックスというよりは「音作り」の方向で積極的にサウンドを加工したいときに使う…という部分だと思います。
かかり具合が重要なエフェクトでもあるので、MIXバランスに注意しながら弄ってみて下さい!
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