ProTools 活用 Tips 第4回 よく使う音色をスムーズに選ぶ! トラック・プリセットを活用しよう!

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講師の鈴木(@dawlessonです。

“曲作りをする上で必須ではないけれど、知っていると作業が楽になる” そんなProToolsの小ネタを紹介します。

今回は「トラック・プリセット」機能を紹介します。確かPro Tools 2018のときに追加されたものだったと思いますが、それ以前のバージョンでも似た使い方はできたのですが…。他のDAWソフトに遅れる形で実装されたこの機能、自由度という意味では、他のDAWソフトのトラック・プリセット機能を遙かに凌駕する便利さだったりします。

目次

何ができるの?

トラック・プリセットというのは、そのトラックに設定されているエフェクトやインストルメントの組み合わせ、センドやルーティングなどチャンネル・ストリップの情報を、1つのプリセットとして管理できるというもの。

従来であれば、各プラグインごとに「プリセット」を保存しておき、それぞれリコールしていく。もしくはセッション上にトラックを展開した状態で「セッション・テンプレート」として管理する… といった方法がありましたが、トラック・プリセットとして保存することで、よりスマートで柔軟なリコールが可能です。

Pro Toolsのトラック・プリセットの場合、リコール時にどの情報を含むのか…という選択ができるので、プラグインの組み合わせだけ読み込みたい。もしくはルーティング状態を含めて完全リコールしたい、など自由自在。果てはチャンネルストリップと一緒に、オーディオやMIDIクリップまで含めることすら可能です!

音楽制作の場合、クリップまで含めるというケースは稀だと思いますが、ドラム音源やサンプラー等をマルチ・アウト設定した状態で保存できるので、曲作りを始める際に面倒な「音色選び」の手間が劇的に解消されるはずです!

保存/リコール方法や使い方については、動画をご覧ください。


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