Pro Tools 活用 Tips 第1回 バージョン 2019.05の新機能

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講師の鈴木(@dawlessonです。

今回から、”曲作りをする上で必須ではないけれど、知っていると作業が楽になる” そんなPro Toolsの小ネタを紹介します。

このシリーズはこれまでLogic、Cubaseとやってきましたが、新たにPro Toolsと近日中にもう1ソフトも追加予定です。

初回となる今回は、先日公開されたばかりのPro Tools 2019.05バージョンで追加された新機能を紹介していきます。

目次

MIDIトラック数が1,024拡張

1プロジェクト上で使用可能なMIDIトラックの数が従来の512から2倍の1,024に倍増! さすがに1,024をフルに使い切ることはないと思いますが、テイクを重ねたり、ちょっとしたデータを逃がしておこうとすると想像以上にトラック数は増えていくので、余裕が増えるのは良いことですよね。

再生を止めることなく、プラグイン等が設定できる

個人的に注目していたのが、コレ。これまでのPro Toolsは再生中にプラグインをインサートしたりAUXセンドを作ると、一瞬音が途切れていましたが、本バージョンから再生が止まることがなくなりました!

プラグインのインサート時ってどうしてもソフトが落ちやすいタイミングだと思うので、他のソフトでも無意識に再生を止めてしまう癖が付いていましたが(笑)、やってみると便利でした。

操作によっては、プツッと一瞬音が途切れることはありますが、入出力ポートを変えるにしても他のトラックは鳴り続けてくれます。

「新規トラック」ダイアログで、トラック名を設定可能に

新規トラックを作る際、ダイアログ上でトラックのタイプや数と同時に「トラック名」を入力できるようになりました。

意外と便利です。

Mac OS 10.14 Mojaveをサポート

遂に! という感じですね。Pro Toolsの対応によって、主要DAWソフトは一通りMojaveに対応できた感じでしょうか。

OSの関係でパソコン買い換えられない…という方も周りに多かったので、ようやく。ですね。

Pro Tools Ultimateのみの新機能

ここまでの項目はPro Tools(無印)でも使用可能な項目でしたが、UltimateやHDX環境でのみの機能もあります。

ボイス数が最大384まで拡張

ボイスが従来の256から384まで拡張できるようになりました。数字で見ると50% UP。結構大きな変化ですよね。

パフォーマンスの向上

効率化によって、全体的なパフォーマンスが向上しているとのことです。

今後も定期的に更新していきます。

ということで、今回はちょうど新バージョンのリリース・タイミングと重なったこともあり、2019.05の新機能を紹介してきました。

今後は従来どおりPro Toolsの基本的な操作であったり、ちょっとしたTipsを紹介していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。


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