Logic Pro X 上で、MelodyneをARAで使う!

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講師の鈴木(@dawlessonです。

LogicPro X 10.4で対応が行われるも、Melodyne側の対応待ちでペンディングになっていたARA2.0が、遂にMelodyne v4.2で対応! 早速使ってみました。

目次

基本の使い方

ARAに対応するということで、Studio OneやCakewalk(SONAR)のようにオーディオ・エディター的に使うのかと思いきや、使用感としてはプラグインに近いものでした。具体的には、プラグインのインサート・スロットを見ると、こうなっており…

ARAで使いたい場合は、Melodyne(ARA)をインサートする。という感じになっています。

起動後、パッと見ると従来のプラグイン版と大きな違いがないように思えますが…

ここでLogicの再生ボタンを押すと、一瞬でトラックの全オーディオがMelodyne上に展開されます。これまで実時間かけて転送していたことを考えると、劇的なスピードアップ! この完動は、ぜひ動画でチェックしてみてください!

ARAのココが凄い!

転送が不要というのも便利なのですが、それ以上に最高! と思ったのが、Melodyne展開時にオーディオ・リージョンを編集しても、ほぼリアルタイム(再生ボタンを一瞬押せばOK)に反映してくれることです。

例えばコンピングや代替トラックを使ったときにも適用されるので、テイク選定をしながらボーカル補正ができる… 具体的には、“綺麗に直るかを確認しながら、テイク選定ができる“という素晴らしい環境が手に入ります!

修正が効くかどうかは、ある程度耳と目で判断できたりもしますが、実際に結果を確認しながら操作できるのはやっぱり便利です。リアルタイムにトラック情報を反映してくれる点との相互作用で、

後から他のテイクに差し替えても、1音単位で追加転送するというテクニカルな操作が不要!

というのは絶大なメリットです。ブレス単位の差し替えも、躊躇なく行えるようになりますから。。

また、昨日の配信では気付かなかったのですが、変更前のオリジナル状態を表示/プレイバックできる機能も追加されており、かなり便利。これまでは、プラグインをバイパスしていましたので、耳で確認するしかありませんでしたが、この機能を使えば“目と耳”でチェックできます。

Logic Pro X 10.4.2とMelodyne 4.2。ここ1週間で、ワークフローはかなり進化したなーと思っています。

 


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