Safari Pedals / Rhino Reverbをレビュー
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講師の鈴木です。
今回はSafari Pedalsの新作リバーブ・プラグイン「Rhino Reverb」をご紹介します。
このページでもお馴染みになりつつあるアニマル・シリーズの新製品は「サイ🦏」。SANSUIのRA-500にインスパイアされて作られたようです。
目次
SANSUI / RA-500って何?
RA-500と聞いて、馴染みのない方も多いと思います(私もそうでした)が、山水(SANSUI)がオーディオ用に開発/販売していたリバーブレーターのようです。
SANSUI自体、現在はなくなってしまっていますが、オーディオブームのときには名門とされたブランドだったようです。
元々はレコーディング用途に作られたものではないですが、その独特の質感を得るために制作に使われることもあったようです。実際に使ってみても、これまであまり聞いたことのない質感が新鮮でした。
サウンド・インプレッション
輪郭が崩れることなく、一歩奥にスプリング・リバーブ特有のキャラクターのはっきりとした残響が加わる感じで、非常に立体的。特にシンセやリズムマシン系との相性が良いように感じましたが、ドライなストリングスやブラス等に使っても面白いかもしれません。
パラメーターは、リバーブ量を決める「REVERB」に、「FILTER」、「WIDTH」のみ。それぞれ独立して動作します。
難しいことは何もなく、単にこのキャラクターが欲しいかどうかで使えるので、とても扱いはシンプルです。
変わり種のリバーブが欲しいときのバリエーションとしても良さそうです!