気まぐれ耳コピー Vol.1 – ようこそジャパリパークへ
講師の鈴木です。
webサイトのリニューアル後、初のblog投稿です! デザイン変更は何年か前に一度行っていたのですが、今回はシステム自体をゼロから作り直したので、かなり大掛かりな作業になってしまいました…。結果的に、サイトの表示速度も劇的に向上して、やってよかったなぁ、と。
サイトはすべて自分で構築しているのですが、思えば3年ほど前に本ページを立ち上げたときは、何一つwebの仕組みを理解していなかった(汗)ことを考えると、随分弄れるようになったなぁ、と。 本職の方には全然かないませんが、何だかんだ「継続は力なり」と感じる今日この頃です。
新企画「気まぐれ耳コピー」
前置きが長くなりましたが、今回から新しい企画「気まぐれ耳コピー」をスタートします! その名の通り、気まぐれで作ったデータを晒していく、という誰得の内容です。。
というのも、時間が空くと耳コピするのが日課でして。勉強になるんですよ、耳コピって。特にアレンジに関しては引き出しの数が勝負みたいなところもあるので、継続は力なり、じゃないですが(冒頭の振りはここに繋がる!)ちょこちょこコピーしてると、知らぬ間にスキルアップできると思っています。
趣味/仕事問わず、フレーズ含めて自分のできる範囲で何とかしようとしてしまう傾向にありますので。自分が聞いてこなかった曲をコピーするのがオススメです。
あと、意外と役に立つのが、自分で持っている音源やライブラリの把握に繋がるということ。特に音色の多い音源の場合、使おうと思って探さないと出会えない音も多いので。今回の曲では、ホイッスルがまさにそんな感じでした。あると思うけど、いざ使おうと思うと見つからない。そんな音色って、結構多くないですか?
あくまで気まぐれなので。
この企画は、あくまで”気まぐれ”で進めようと思っていますが、いくつかレギュレーションを設定してみました。
1.音色はこだわらない
最終的な仕上がりをコピーするというよりも、音の積みやラインを重視していますので、音色の部分は基本的に似せようと思っていません。これを気にし出すと、めちゃくちゃ時間がかかるので。
2.ミックスはしない
最低限、必要なエフェクト処理…例えば出過ぎている帯域をEQで切る。軽くコンプで潰す、リバーブ/ディレイを掛ける。といった処理は行いますが、ミックス的な音作りはしない。理由は、主眼がそこにないからと、時間が掛かるからです。
3.時間を掛けない
空いた時間に遊ぶ、というのが前提なので、時間を掛けずにサクッと作っていきます。日課としてやっている耳コピの場合、1ハーフ尺で3時間程度で作るようにしています。
4.諦めが肝心
ボーカル曲の場合、どうしても細かいフレーズが聞き取れなかったりもしますが、そういった部分は、早々に諦めます。似せるのに時間が掛かりそうなSEなども省略!
ようこそジャパリパークへ
初回のテーマ曲は何にしようか…と思ったときに、オススメしてもらったのが「ようこそジャパリパークへ」という曲。今、すごく人気がある曲ということなので、その人気に便乗してみようと(笑)。サビ入りのI – III7進行がカッコ良いですね。
ということで、実際に作ったデータがコレです。
トラック構成
これで終わりってのもアレなので、トラック構成とか使った音源を紹介します。といっても、そこまで似せようとして作ってはいないので、参考になるかは分かりませんが…。。
・Guitar 1 & 2:生
・Bass:生
・Piano:Native Instruments / New York Concert Grand
・F.Horn:Sample Modeling / Horn & Tuba
・Bell1:Spectrasonics / Keyscape
・Bell2:Modartt / Pianoteq
・Whistle1(間奏、エンディングで入っている音):Native Instruments / KONTAKT
・Whistle 2(1Cと2Aの間の間奏で入っている音):Best Service / DRUMS OVERKILL
・Timpani:EastWest / Symphonic Orchestra
・Drums:fxpansion / BFD3
・Clap:Native Instruments / BATTERY 4(サンプルはMUTEKKI)
オケ自体はシンプルな構成ですね。その代わり、ボーカルの本数が凄いコトになっていますが…。
音源類は、Vienna Ensemble Pro上で使っています。エフェクト類もほとんど使っていないです。
制作時間
・約10時間
いきなりレギュレーションを無視してます(笑)。初回ということで、時間を掛けました(笑)。
おわりに
今回は初回ということで、ある程度気合いを入れてフル尺で作りましたが、次回からはワンハーフ尺になると思います。次の曲はどうしようか。。