音楽制作Q&A #2 ダンパーペダルってどのタイミングで踏む(打ち込む)の?

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講師の鈴木(@dawlessonです。

音楽制作Q&Aの第2回目は「ピアノのダンパー・ペダルの打ち込み」についてお送りします。

このシリーズでは、YouTube動画のコメントやホームページ等からお寄せいただいたご質問に動画でお答えしていきます。

目次

鍵盤ON→ペダルON→鍵盤OFF→コードチェンジ

ピアノのダンパーペダルはどのタイミングで踏みこみ、どこで離したらよいのか…。鍵盤楽器を演奏しない人にとって、中々イメージが難しい部分ですよね。

逆に、日常的に鍵盤を弾く人にとっては、そこに疑問を感じないほど自然に行なっている…というケースが大半だと思います。

クラシックを含むピアノの曲やスコア(楽譜)では、ペダルを踏む場所、踏み替えるタイミングなどが指定されていることが多いですが、それ以外は自由! 極論を言ってしまえば、演奏者が好きなタイミングでOKです!

といっても、

  • ペダルONのタイミング:伸ばしたい音を弾いた後
  • ペダルOFFのタイミング:コードチェンジの直前

というのが基本だと思います。タイミングが難しいのが、OFFの場合。これが早すぎると、音が十分に伸びずに、次の音との間に無音が入ってつながりが悪くなってしまいますし、逆に遅れてしまうと次の音と重なって音が濁ってしまいます。打ち込みの場合は、MIDI CC#64で簡単に修正できるので、そこまで難易度は高くないと思います。

打ち込みならではの要素

ダンパーペダルを使う目的は、原則的には鍵盤から手を離した後も音を伸ばすこと。打ち込みの場合は、デュレーションを伸ばせばペダルを踏まなくても同様の効果を作ることができます。

ただ、どの音を伸ばすのかを調整していくのは少し面倒ですし、ピアノロールでの見た目がごちゃごちゃしてしまうので分かりにくいというデメリットもあります。

また、ピアノ音源によってはダンパーペダルを踏み込んだときのノイズ成分を鳴らせることも多いです。本来は不要なノイズですが、音源にノイズが加わることでリアリティーを演出できる…という狙いでノイズ量をコントロールすることもできます。

こういった要素を加えることができるので、打ち込みにおいてもダンパーペダル(MIDI CC#64)は有効な手段だと思いますので、ぜひ活用してみてください!

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意味がわかりにくい専門用語から、楽曲制作の中で生まれたちょっとした疑問など、YouTubeのコメント欄や下記フォームからお寄せください! この動画シリーズはこれから/最近DAWで音楽制作を始めた、初心者の方の助けになれば…とスタートした企画ですので、色々な解説が必要となるような高度な内容や、特定の環境に依存する内容。また情報が少なくてお答えのしようがない場合などは、お答えが難しい場合もありますので、その点はご了承ください。

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