ProTools 活用 Tips 第5回 プレイリストで、複数テイクをスマートに管理する
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講師の鈴木(@dawlesson)です。
“曲作りをする上で必須ではないけれど、知っていると作業が楽になる” そんなProToolsの小ネタを紹介します。
今回は「プレイリスト」機能を紹介します。楽曲制作時やレコーディングでは、色々なテイクを録り比べ、聴き比べていく…ということが頻繁に行われますが、その度に「新規トラック」を作っていたらセッション内はトラックが乱立し、把握するのが大変になります。トラックが増えると、それだけディスプレイの表示領域も浸食しますので、作業効率も落ちていくでしょう…。
そんなときに便利なのがプレイリスト機能です。1つのトラックに複数のテイクを保管/録音しておき、使いたいときに呼び出せる…。トラック数を節約できますし、聴き比べも圧倒的に楽になります!
目次
何ができるの?
DAWの原則として、1つのトラックには(同タイミングで)1つのクリップしか扱うことができません。プレイリストを使うことで、1つのトラックの裏に複数のテイクを格納しておける、いわば裏トラックのような使い方ができます。
テイクのバリエーションを録り溜めていくことができますし、良い部分だけを張り合わせてベスト・テイクを作る「コンピング」にも便利です。※コンピングは次回のTipsで詳しく紹介します。
なお、レコーディングに便利な機能として紹介されることの多いプレイリストですが、インストルメントやMIDIトラックでも使用可能。つまり、作曲やアレンジ作業チュウに、打ち込みのバリエーションを試したいときにも活用することができるのです!
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