【気まぐれ耳コピー vol.11】DA PUMP / USA

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講師の鈴木(@dawlessonです。

今週は耳コピのネタをお送りします。耳コピ動画も何だかんだで11回目。今回は昨年大ヒットしたDA PUMPさんの「USA」に挑戦してみました。

このシリーズ、これまで個人的に好きだったりリクエスト頂いた曲をやってきましたので、初めて最近のヒット曲を取り上げるのは初めてのような気がします。。また、今回はプロジェクトの解説動画…として堀田先生との雑談動画も作ってみましたので、併せてご覧くださいませ!

※このシリーズのコンセプトは、曲作りやアレンジの引き出しを増やすということで、完コピを目指していません。MIDIデータの調整やミックス処理は行っていませんので、それを踏まえた上でご覧下さい。

目次

DA PUMP / USA

改めて紹介するまでもなく、DA PUMPの大ヒット曲。90年代に一斉を風靡したユーロビート調の楽曲です。

ご存知の方も多いと思いますが、原曲はジョー・イエローの同名「USA」という楽曲なので、カバー曲ということになりますね。

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基本的には原曲の雰囲気を継承しつつ…というか、ユーロビートというジャンルの特性上、あまりやりようがないというのはありますが…(笑)、所々にJ-Euroや現代風のアプローチがあったりして、クリエイター視点で見ても面白い楽曲だと思います。

今回作った作例がこちらです。

トラック構成

トラック構成と使用した音源等ですが、ざっくりとこんな感じになっています。

・シンセ(ユーロブラス):Native Instruments / MASSIVE x 3

・SEQ1:Spectrasonics / Omnisphere 2.5

・SEQ2:Waves / Elements 2.0

・Bell:Spectrasonics / Omnisphere 2.5

・Bass:Spectrasonics / Trilian

・Drums & Percussion:Native Instruments / Battery 4

音作りのポイント

先述の通り、基本的な曲の構成やフレージングはオリジナルに準じているのですが、音色は現代風…正確に言うと、”今の機材で作る当時の音”のような感じでしょうか。

例えば原曲ではアタックがゆっくりとしたシンセ・ブラスがメインで使われていますが、エッジの効いたハイファイなユーロ・ブラスが使われていますよね。ドラムに関しても、基本的にはTR-909系の定番サウンドですが、キックはちょっと加工されていたりといった具合。時代感が一気に戻ってしまうオケヒなどは省略されているのが印象的でした。

いわゆるユーロ・ブラスは、元々はRolandのJP-8000に採用されたSuper Sawを使ったサウンドですが、最近のシンセには中々プリセットとして入っていることは少ないと思います。とはいっても、基本は非常にシンプル。Super Saw、もしくはそれに準じる波形を微妙にデチューンさせてレイヤー。エンベロープでピッチにアタックを付けるだけでソレっぽい感じになると思います。

あとは、やはりこの曲はボーカルですよね。。曲の中でボーカルのウエイトが大きいので、オケだけだとちょっと淋しい印象を受けてしまいます。実は今回、堀田先生に歌ってもらおうと思っていたのですが、オケを作った後で音域が合わないことに気付くという間抜けな失敗を犯してしまいました(笑)。近いうちに、また歌って貰えるような曲をやりたいなぁ、なんて思っていたりもします。

その他、パートについて詳しくは雑談動画で紹介していますので、こちらをご覧頂ければと思います。

まとめ

作業時間的には、3時間程度でしょうか。音色やフレーズ自体はシンプルだったので、サクっと作れました。

ですが、改めてユーロビートをやってみるというのは、新たに気付かされることもありましたし、始めの内は「ダセェ…」と思いつつも、やっている内に楽しくなってきてしまう。そんなエンターテイメント制溢れる楽曲でした。楽しかった!


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