VIENNA / VIENNA HISTORIC WINDS 2

ルネサンス&バロック時代の楽器コレクション、第二弾

製品の概要

「VIENNA HISTORIC WINDS 2」には、ルネサンス時代、そしてバロック時代に使用されていた9つのとてもレアな楽器が収録されています。とても珍しい音色をセレクト&収録した本ライブラリは、特にフィルム・スコア(映画音楽)や、全く新しい音色を探している作曲家に最適なコレクションです。

収録楽器

  • Cornett(コルネット、別名Zink:ツィンク)
  • 5 Crumhorns(クルムホルン:ソプラノ、アルト、テナー、バス、ダブルバス)
  • 3 Natural Trumpets(ナチュラル・トランペット:Bb、C、D)

コルネット(VIENNA SPECIAL BRASS に収録されているCornetとは別ものです。)は、ルネサンス~バロック時代に愛用された、人気の木管楽器でした。円錐形状の木管パイプは61cm (24-inches)で、木製皮巻きとなっています。バルブはなく、リコーダーのように7つの指孔がついており、バックには親指の指孔がついています。カップ状のマウスピースは通常、象牙から作られており、演奏には熟練を要します。ツィンクはとても機敏な楽器で、ソプラノとソプラニーノ・レジスタをカバーしており、キー・レンジはほぼ3オクターブまであります。ツィンクが奏でる高音域の音色は、ピッコロトランペットをメッゾフォルテでソフトに演奏し、そこに女性の歌声がブレンドされているようなサウンドです。ツィンクを使用して作曲をした有名なコンポーザーは、ジョヴァンニ・ガブリエーリと弟子の、ハインリヒ・シュッツで、彼らの楽曲は広く宗教クワイヤの伴奏としてフィーチャーされています。

クルムホルンは、ドイツ語の「Krummhorn」が語源で、「bent horn」(曲がったホルン)という意味です。楽器本体の下部は端が上に向かって個を描いて曲がっており、全体的にアルファベットのJのような形になっています。シリンダー型のパイプには、前に7つ、後ろに1つの指孔がついています。リコーダーとは違い、クルムホルンの歌口のキャップの中には、バスーンのようにダブルリードが取り付けてあり、明るく、そしてルネサンス期に好まれた鼻にかかるような音色を出すことができました。クルムホルンはルネサンス期に栄えましたが、バロック期に入ると序所に廃れていきましたが、20世紀交換の古楽復興の機運の中で、フォークやメディーヴァル、コンテンポラリー・ミュージックにおいて再び蘇りました。例えば、マウリシオ・カーゲル(1931-2008)は、「ルネッサンス時代の楽器による音楽」(クラウディオ・門手ヴェルディのメモリアム)でクルムホルンを使用しています。クルムホルンは様々なサイズで使用することができ、レンジは一つのオクターブをカバーしています。「VIENNA HISTORIC WINDS 2」には、5つのクルムホルンが収録されています(ソプラノ、アルト、テナー、バス、ダブルバス)。

ナチュラル・トランペットはもともと、音響信号を発するための軍事楽器として使用され始めました。16世紀にはベネチアで式楽用に使われていたものの、バロック時代に入りその全盛期を迎えます。バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ、テレマンなどの有名なコンポーザーたちがナチュラルトランペットを楽曲に使用しました。古典派時代からロマン派時代初期まで栄えた楽器です。バルブ装置がなかった時代だったので、現代のトランペットに比べるとチューブがとても長いことが特徴です。音としては、第3から、第16倍音までの自然倍音が使用可能です。いくつかの音律から離れた調子、たとえば、第7、第11、第13、第14ノート、更には半音ノートも、唇の振動のみで表現することができます(唇をゆるめたり、きつくすることで音程を微妙に調整)。明るく華やかな音色を奏でるクラリオン・テクニック(ラテン語:clarus = bright “明るい”)も可能です。バロック時代のトランペットパートにおいて、ナチュラルトランペットによく使われた調整は、Bb、C、Dです。VSLのチームはこの3つの調整をレコーディングしより自由な表現を可能にしました。

メーカーの詳細ページ

https://sonicwire.com/product/40040

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