ADAM AUDIO / S3V
コンパクトな環境でも能力を発揮する、ミッドフィールド・モニター
製品の概要
S3Vは縦置き型の3ウェイ・スタジオモニターです。主にミッドフィールド用途での使用を想定して設計されましたが、よりコンパクトな環境においても十分な能力を発揮します。
32Hz〜250Hzの低域は、ADAMが新しく開発した9インチELE低域ドライバー(Extended Linear Excursion – コーン振幅の可動範囲をリニアに拡張したドライバー)によって再生されます。このドライバーは、同じくADAM新開発のSMA(Symmetrical Magnet Assembly – 対称マグネットアッセンブリ)を搭載しており、サブベース領域まできわめて正確な再生能力を持っています。中域および高域の周波数帯域では、ADAMの新開発4.5インチDCHミッドレンジドライバーと高度に洗練されたS-ARTツイーターの組み合わせにより、分析的な精度で忠実な再生を行います。また、S-ARTツイーターはHPSウェーブガイドを備えており、非常に緻密なイメージングと自然で深みのある高域の響きを、幅広いスイートスポットで提供することが可能です。
Sシリーズに搭載されたカスタムデザインのDSPは、最適なクロスオーバー設定によって幅広い周波数レンジにおけるリニアな応答特性を実現するだけでなく、ユーザー設定が可能なEQとルームアコースティクスに適応するボイシング/チューニング機能を提供します。過大入力に対する高域リミッター機能、AES3デジタル入力、そして将来的な拡張オプションなどの機能も備えたこのDSPは、備え付けのUSBポートよりソフトウェアのアップデートも可能となっており、スピーカーをコンピュータに接続することでコンピュータ上のソフトウェアからDSP機能の制御を行うこともできます。
S3Vの内蔵アンプは、低域と中域ドライバー用に個別のD級アンプが2台(それぞれ500Wと350WRMS)と、S-ARTトゥイーター用のAB級アンプ1台(100W)によって構成されています。
32Hz~50kHzまでの周波数帯域を完璧な精度で再生するS3Vは、高精細な音像と明瞭な定位感を求める方に最適なモニターです。
メーカーの詳細ページ
http://www.cfe.co.jp/adam_audio/s3v.html
ミュージシャンのための、音楽制作サポート・サービス
blogやYoutubeで人気機材の使い方/レビューを公開中です! ぜひご覧下さい。