Spectraonics / Keyscape レビュー

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講師の鈴木です。
今回はSpectrasonicsのキーボード音源「Keyscape」を紹介します。
発売されたのは少し前ですし、大きなタイトルなので色々なところですでにレビューされていると思うのですが、凄く良い音源だったのでどうしてもやっておきたくて…。簡単なオーディオ・サンプルも作ってみました。
http://www.minet.jp/brand/spectrasonics/keyscape/

目次

36のキーボードを収録

Keyscapeに収録されているキーボードは36モデル。昨今の大容量が当たり前の音源に慣れてしまうと、少なくすら感じてしまいがちですが、そのモデルを使ったパッチは450、サウンド・ソースは179で合計629種類とかなりの容量です。

2016_keyscape_3収録モデルの詳細はオフィシャルHPでご確認頂きたいと思いますが、定番どころからマニアックな部分まで網羅されています。例えばアコピはYAMAHAのC7。エレピにはローズ、ヴィンテージ・ヴァイブ、ウーリッツァーからCPまで。個人的にはトイ・ピアノやチェレスタが収録されているのが嬉しかったです。使用頻度は決して高いとは言えませんが、その分使える音源も少ないので…。

ポピュラー的な楽器カテゴリーだと、「キーボード」にはオルガンなども含まれると思いますが、構成内容的には、エレクトリック・ピアノ音源で、ボーナスとしてアコースティック・ピアノ系も付いてくる。みたいなイメージでしょうか。。
なお、2つのモデルを組み合わせた「DUO」パッチもいくつか収録されています。

インターフェイスは超シンプル

2016_keyscape_4Spectrasonicsのインストゥルメントは、かなりマニアックなエディットができる製品が多いですが、Keyscapeに至ってはシンプル。画面右側に音色ブラウザ、中央下部にエディット用のパラメーターが用意されているだけ。

Omnisphereに比べると楽器モデルも少ないですし、プリセットも限られているので音色ブラウザがオーバーレイするようなこともありません。また、マルチで音をレイヤーするような使い方も希なので、レイヤー構造もありません。
ページ下部のエディット画面ですが、これは読み込んだインストゥルメント・モデルによってパラメーターが変わる仕様。ピアノならサウンド・キャラクターが選べたり、アンプで鳴らすようなパッチであれば歪み具合だったり…といった具合です。

サウンド・サンプル

ここで、使用頻度が高いであろうモデルを、サウンドと共に紹介します。

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